オーガニックツイート(非広告)作りに役立つ4つのヒント

TwitterBizJP
アイデアのヒント

Twitterをビジネスに活用する上で、オーガニックツイート(有料ではない通常のツイート)を定期的に投稿するのは非常に重要です。今回は、オーガニックツイートによって期待できる効果や、「何をツイートすればいいか分からない」という方に向けたヒントをご紹介します。

オーガニックツイートを投稿するメリット    

Twitter広告はビジネスの情報を効果的に発信する手段です。一方で、オーガニックツイートを定期的に投稿し、Twitterアカウントの地盤を固めることも同様に重要です。

Twitter広告であなたのビジネスや商品の情報を知ったTwitter利用者が、すぐに商品を購入するとは限りません。しかし、アカウントを訪れてタイムラインの内容に興味を持てば、購入するタイミングに備えて有益な情報を入手するために、フォローすることも考えられます。タイムライン上に何も情報がなければフォローしようと思わないでしょう。

さらに、オーガニックツイートが興味を引くものであれば、Twitter利用者があなたのビジネスにポジティブな印象を抱き、長期的につながりを持ち続ける大切な“ファン”になる可能性があります。

今すぐに商品の購入やサービスの利用といったアクションに結び付かなくても、必要が生じたときにブランドやサービスの名前をTwitter利用者に想起られるかどうかが、オーガニックツイートの運用に掛かっていると言えます。

ネタ作りに役立つヒントと具体例

ビジネスの種類によっては、「商品数が少なくてツイートするネタがない」とお困りの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そもそも商品やサービスの宣伝をメインにしたツイートの割合が高いと、フォロワーから敬遠される場合もあります。

多くのTwitter利用者にツイートを読んでもらうには、カジュアルな話題を交え、親しみを感じられる内容にすることが大切。どのようなツイートをすればいいかアイデアが浮かばない場合は、これから紹介する4つのヒントと具体例を参考にしてみてください。

 

①「○○の日」やトレンドワードを絡める

多くのTwitter利用者が話題にしている、トレンドワードやハッシュタグを取り入れて、ツイートしてみましょう。中でもオススメは、「○○の日」といった記念日です。誰もが興味を持ちやすい話題であるため、フォロワーとの会話や、フォロワー以外の利用者とのつながりが生まれやすくなります。また、単に「○○の日」に触れるツイートをするだけでなく、商材やサービスと記念日を絡めれば、あなたのビジネスを効果的にアピールできるでしょう。

これは、日用品トータルメーカー「アース製薬」が、4月26日「よい風呂の日」に投稿したツイートです。記念日をハッシュタグ化してツイートに盛り込むだけでなく、あわせて自社製品を紹介しています。記念日と関係のある自社製品やサービスが見当たらない場合は、「業界のニュース」や「意外と知られていない商品の使い方」など、ビジネスと関連した“小ネタ”を絡める方法もあります。

②担当者のキャラクターを前面に押し出す

Twitter運用担当者の人柄が感じられるツイートも、有効な手段です。ビジネスと直接関係がなくても、世間話や個人的な話題は、カジュアルなトーンが好まれるTwitterの特性に適しています。例えば、その日の天気や担当者の趣味に関する話題、「おはようございます」「今日もお疲れ様でした」といた挨拶も良いでしょう。親しみやすい内容を心がけてください。

まなびのマーケット「ストアカまなびのマーケット」は、語尾をアレンジしてツイートするなど、サービスに愛着を持ってもらえるように工夫されています。Twitterをコミュニケーションツールとして活用したい場合は、「フォロワーが気軽に話しかけやすい雰囲気」を演出するのも重要です。

③社内の風景や様子を紹介する

どんな環境で普段働いているのか、いまどのような仕事をしているかなど、社内の風景や様子についてツイートしてみましょう。フォロワーがあなたのビジネスをより身近に感じれば、好感度が高まるきっかけになります。社員同士での会話に出てきた何気ない会話をツイートするのも効果的です。

こちらは、窓型のIoTプロダクト「Atmoph Window」の開発・販売を手掛ける「アトモフ株式会社」によるツイートです。新型モデル開発の進捗状況を丁寧に伝えることで、ファンから発売を期待するリプライが寄せられています。ビジネスに関連したイベントや展示会などを行っている場合は、その様子を画像や動画付きでツイートしてみましょう。会場の盛り上がりをリアルタイムで伝えられます。

④投票機能を使ってコミュニケーションを楽しむ

Twitterには、利用者に質問への意見を募れる投票機能が用意されています。商品やサービスのフィードバックを得たり、フォロワーとの会話を生み出すきっかけ作りに利用したりと、さまざまな場面で役立ちます。

お菓子の材料とレシピのサイト「cotta」では、商品開発に投票機能を活用しています。商品化を検討していたアイスクリームのラッピング用カップのニーズをリサーチしたり、候補の中から商品デザインをTwitter利用者に選んでもらったりしています。

ご紹介したヒントを参考にして、Twitter利用者の興味を引きつけ、ビジネスのファンを増やせるようなツイートをぜひ発信していきましょう。

Twitter広告を活用してビジネスをもっと広げましょう