自動ターゲティング

自動ターゲティングは、広告キャンペーンターゲティングを簡素化し、効率的に成果を出せるようにするためのツールです。自動ターゲティングを有効にすると、Twitterが成果を出せる可能性が非常に高い利用者を体系的に見つけてリーチできるようになります。 

 

仕組み

自動ターゲティングでは、プラットフォーム上の固有の情報を活用して、最適化したコンバージョンアクションを実行する可能性が非常に高いTwitter利用者を見つけてリーチする、エンゲージメントベースのモデリングを使用します。つまりこのモデルでは、ある人のプラットフォーム上の以前の行動と以前に反応したコンテンツの種類を調べて、表示される広告に対してアクションを起こしそうかどうかを判断します。

自動ターゲティングは、特にパフォーマンス上の成果が得られるように最適化されていて、よりよいパフォーマンスを達成する可能性があるときに一定のターゲティングの選択範囲を超えて拡張されます。

広告キャンペーンの実施中、自動ターゲティングの機械学習モデルは適応および最適化され続けるため、ターゲティングの設定を絶えず調整しなくてもコスト効率の高い持続的なパフォーマンスが得られます。

 

自動ターゲティング機能の使い方

サポートされている目的の広告キャンペーン内で、自動ターゲティングは広告キャンペーンフォームの [追加オプション] ドロップダウンメニューにあります。この機能を有効にするには、次の簡単な手順に従います。

  1. 広告キャンペーンフォームの [ターゲティング機能] セクションに移動します。
  2. ターゲティング条件を入力します。(必要な場合)
    • 自動ターゲティングが最も効果的になるように、広いターゲティングかターゲティングなしを使用することをお勧めします。
    • 自動ターゲティングを有効にすることで、よりよいパフォーマンスを達成する可能性があるときに、ターゲティングしたオーディエンスを超えた利用者にTwitterがリーチできるようになります。
  3. セクションの下部までスクロールし、[追加オプション] ドロップダウンメニューをクリックして開きます。
  4. [自動ターゲティングを有効にする(オプション)] の横のボックスにチェックを入れます。
  5. 広告キャンペーンの設定を完了し、キャンペーンを開始します。

自動ターゲティングを有効にしても推定オーディエンス数が変わりませんか?理由については、以下のよくある質問で説明しています。

 

メリット

自動ターゲティングは以下の点で役に立ちます。 

  • 規模 - アクションを起こす可能性がある利用者を含めるようにターゲティングを拡張することで、より多くのオーディエンスにリーチします
  • オーディエンスの発見 - 関連広告を見つける可能性がある利用者にリーチします
  • 簡素化 - 包括的なターゲティングを入力する必要性を低減し、「完全な」ターゲティングを見つけようとすることの重荷を解消します
  • 効率性 - 成果を出せる可能性が非常に高い利用者にリーチすることで、費用対効果に優れたパフォーマンスを引き出します
 

よくある質問

自動ターゲティングは、アプリのインストール数とウェブサイトの訪問者数を目的とする広告キャンペーンでのみ利用できます。

現時点では、推定オーディエンス数/予測モジュールは自動ターゲティングをサポートしておらず、オーディエンス数は変わらないと予測されます。これは表示上の制限であり、以下のことを示唆しているわけではありません。

  • 自動ターゲティングが機能していない
  • 自動ターゲティングは潜在的なオーディエンス数に影響を与えていない/オーディエンス数を増加させていない

推定オーディエンス数を生成するターゲティングタイプの詳細については、こちらをご覧ください。

適格なTwitterオーディエンス全体から始めて、すべての人口特性ターゲティング、ほとんどの端末ターゲティング、すべての除外条件を適用して、特定の広告キャンペーンの広告を配信される資格がある利用者を判定します。

次に、利用者の過去の行動を分析して、広告をクリックしたりアプリをインストールしたりする可能性がどの程度あるかを特定する、エンゲージメントベースのモデルを使用します。

最後に、必要な条件を満たし、最適化したコンバージョンアクションを実行する可能性が非常に高いと考えられる利用者をターゲティングします。

いいえ、次の条件は自動ターゲティングより優先されます。性別、年齢、地域、言語、OSの種類、OSのバージョン、端末、除外条件(除外されたキーワード、除外されたカスタムオーディエンス、リーチ除外リスト)

自動ターゲティングではこれらのターゲティング条件が常に優先されるため、カテゴリーの制限が大きい場合は(細かい地域の選択、狭い年齢範囲、除外カスタムオーディエンスなど)、規模とパフォーマンスは制約を受けることがあります。

最良の結果を得るために、広いターゲティングかターゲティングなしの使用を検討してください。

はい、除外されたオーディエンス、除外されたキーワード、およびリーチ除外リストは、常に優先されます。

自動ターゲティングを有効にすると、広告キャンペーンのリーチは特別に指定されたターゲティング条件を超えて拡張されます。上記の完全に考慮される条件以外でも、ターゲティングの選択範囲の外部でインプレッションが提供される可能性はあります。

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