COMP

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

シンプルに洗練された絵と文章で、鋭く刺す!ヒットを続ける食品企業のTwitter活用術

「誰もが自然に健康になれる世界をつくる」を企業理念として掲げ、食品の企画販売を手がける株式会社コンプ。2016年7月からTwitter広告を開始した同社に、その活用方法や導入後の効果を伺いました。

- 御社が展開している「COMP」について教えてください

COMPはヒトに必要とされている炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の6大栄養素を配合した「完全食」です。仕事や趣味で忙しいシーン、朝の時間のないシーンなどに使える手軽な総合食品として、皆さまからご愛顧いただいております。

- どのような経緯で商品開発に至ったのですか

COMPはもともと、私(= CEO)個人のニーズから生まれた製品です。研究者であった私は仕事と趣味に没頭していましたので、食事に関しては面倒だと感じていました。そこで、あれこれ考えなくても健康を維持できる手軽な方法はないかと思い、某社のカロリーバーを毎日食べ続ける生活をしていたのですが、体を壊してしまいました。他にも色々試しましたが、結局、私の理想的な食生活を実現できる商品が世の中にないと感じ、「それなら自分で作ろう」と思い立ちました。これが創業の経緯です。

お話を伺った株式会社コンプ 代表取締役CEOの鈴木優太様(写真左から2番目)とスタッフのみなさま
お話を伺った株式会社コンプ 代表取締役CEOの鈴木優太様(写真左から2番目)とスタッフのみなさま
- 主な顧客ターゲットはどういった層の方ですか

初期の顧客は趣味や仕事を楽しむために寝食を惜しんでいる、私と同じようなタイプの人たちでしたが、今ではさまざまな層に広がりつつありますね。

‐ どのような経緯でTwitter広告を利用し始めたのですか

先ほど挙げた初期顧客層のTwitter利用頻度が高かったため、Twitter広告との親和性が高いであろうことはもともと予測していました。ただ、広告の利用を始めた2016年7月当時は広告出稿という形ではなく、普通に投稿をしていたんです。そのため当初は明確なターゲットやメッセージを考えていなかったのですが、広告運用を始めてしばらくしてから細かくターゲティングができるというTwitterの利点に気が付き、細かい分析を行いながら配信が行えるようになりました。

- 最初はどのように広告を始められたのですか

少額から広告を打ち始めたのですが、Twitter広告の感度が高いことは月数万円の規模で投資を始めた頃から明らかでした。最近、本格的に力を入れ始めたばかりなのですが、結果的に思った通りTwitter広告が当たり、非常におもしろい展開になっています。

- どのように分析を行い、広告を展開していますか

既存のユーザーの購入データと弊社のTwitterのフォロワーの傾向という2つの軸を全てリスト化して分析し、より精緻なデータに基づいたセグメント切りをしています。数字の実績を見ながら広告費を降下し、数字が取れない場合はその理由の仮説を立て、さらにセグメント切りしていくという方法を取っています。公式アカウントのフォロワーだけではなく、実意のデータと関連付けてセグメントを切りながら広告を配信してきたことが、短期間で成功した秘訣ではないかと思っています。

- 広告効果を実感するのは具体的にどういうところですか

我々は新規顧客獲得をKPIとして、インターネット広告を用いた集客を行っておりますが、KPIへの寄与度、直接成果という面でTwitter広告の効果を非常に実感しております。そして間接的な効果として、Twitter上で広告を見たお客様が、その後別のチャネル経由で弊社のサイトに訪れるビュースルーの効果も感じており、今後間接的効果の可視化、ならびにマーケティングリサーチの要素としてもTwitter広告を活用していきたいと思っています。

- クリエイティブな面での工夫はありますか

セグメントを切りながら各ターゲットに合わせたアプローチをしています。今もそれぞれの層に響く表現方法を模索している最中なのですが、ターゲットに合った表現方法を使っているということが挙げられると思います。

- 具体的にはどういった方法でしょうか

2017年3月上旬からアニメ調のキャラクターを使ったTwitter広告を配信し始めました。Twitterのアナリティクスのインサイトを見て、アニメやマンガが好きな人が多くいることが分かったので、その層に対して一歩進んだ表現のアプローチをしたいという理由からです。

- イラストはどなたが描かれたのでしょうか

イラストレーターの草田草太さんです。元々、萌え系のイラストをキャンペーンに使おうと考えていたところ、ちょうど草田さんが「COMPを飲んだ」といった内容をツイートされていたんです。萌え系も描ける有名なイラストレーターさんということもあり、ぜひご一緒にお仕事をしてみたいと思い、こちらからご連絡差し上げました。

- 言葉の表現についてはいかがですか。シンプルな表現で成果を出されていますね

一般的なTwitter広告を見ると、140文字ギリギリまで使って目立つぞ!というものが多いですが、我々はむしろシンプルに鋭く刺した方が印象に残り、シェアもして頂きやすいだろうと考えました。広告っぽさも減らしたかったので、文面もキャラクターのセリフのような体裁にしています。

- Twitter広告を実施する上での工夫や戦略を教えてください

Twitter広告の優れている点として、特定のアカウントのフォロワーにターゲットを絞って広告配信ができることが挙げられると思います。この利点を活かした面白い取り組みとして、商品に興味を抱いてくれそうな個々のユーザーに直接アプローチするだけでなく、弊社がターゲットとする業界やコミュニティの中での著名な方に商品を知ってもらい、そして使ってもらう。そこからトップダウン式に情報拡散を狙っていく手法にも取り組んでいます。

‐ 他のSNSは利用していますか 

コミュニティ系の某SNSも利用していますし、写真の共有を主体とする某SNSもゆくゆくは試してみたいと思っていますが、今はTwitter広告の効果を実感しているところなので、Twitter広告にさらに注力していきたいと思っています。

- Twitterと他のSNSとの違いは感じられますか

他のSNS広告と比べると、Twitter広告は圧倒的に成果が出せている状況です。ざっくりですが、獲得ボリュームは30倍近く、しかし獲得単価は約3分の1と、非常に効率よく獲得ができております。これは他のSNS広告と比べ、Twitter広告の優れた機能、特にターゲティング手法により、我々の仮説に基づき設計したセグメントに効率良くアプローチができた結果だと思います。

- 顧客ターゲットを広げるためにチャレンジしていることはありますか

マーケット拡大に向けて、商品と親和性が良い層を探すために試行錯誤しながらセグメントを追加している最中です。セグメントを追加していく中で、例えば宇宙食に興味がある方、最先端なものが好きな方に需要がありそうだと分かってきたり、COMPの商品性質上、意外にも登山家の方に重宝がられています。近々、新しいイベントも広告周りで行う予定ですので、楽しみにしていてください。

ありがとうございました

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Twitterなら、御社のメッセージをあらゆる形で伝えることができます。他社の活用事例を参考に、御社にあった活用方法をぜひ見つけてください。