Eight

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

学生向けキャンペーンでサイトへの流入数が増加。法人・個人向け名刺管理サービス提供企業のTwitter活用術

社内外の人脈を社内共有できる法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」に加え、個人向け名刺アプリ「Eight」を提供するSansan株式会社。「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」というミッションを掲げる同社に、Twitter公式アカウントの活用方法や導入後の効果を伺いました。

- まずは、御社が展開するビジネスやターゲット層についてお聞かせください

弊社は、世界を変える出会いを後押しするサービスを目指して、クラウド名刺管理サービス「Sansan」と名刺アプリ「Eight」を提供しています。法人をターゲットとする「Sansan」は、2018年3月までに中小企業や大手企業、行政、メガバンクほか、約7,000社にご導入いただきました。一方、名刺アプリ「Eight」につきましては、ビジネスネットワークを活用したい個人が対象です。スマートフォンで名刺を撮るだけで正確にデータ化され、いつでも全ての名刺情報にアクセス可能になります。さらに、ユーザー同士はフィードでの近況のシェア、メッセージのやり取りなどができ、ビジネスに特化したSNSとして活用されています。

お話をいただいたSansan株式会社 後藤様 小林様
- 名刺管理アプリではなく、名刺アプリと呼ぶ理由は何ですか

名刺管理はあくまでも手法でしかないと考えており、名刺情報を起点として構築したネットワークに対する情報発信、ビジネス加速を促したいという思いから、名刺アプリと表現するようになりました。最近では、紙の名刺が不要な、アプリ上で名刺交換ができる機能を実装しています。多くの方に「Eight」の機能をフル活用していただきたいという思いから、私自身もこの名刺交換機能を積極的に利用し、紙の名刺を使う機会を減らせるよう、心がけています。

- マーケティングに関する考え方やポリシーについてお聞かせください

名刺を起点としたビジネスネットワークという、これまでになかった価値をいかに分かりやすい形で届ければ良いのか、試行錯誤中です。アナログで名刺を管理することがまだまだ主流の世間に対して、イノベーションを起こしたいという思いがあります。一方、マーケティングを通じて世間に情報を発信する中で、お客様の声に注目することはとても重要です。そのためには、ユーザーとのコミュニケーションが必要不可欠でしょう。さまざまな意見を見逃さず、プロダクトに反映できるよう心がけています。

-マーケティング全体において、Twitterはどのような位置付けですか

伝えたいコンテンツや情報、価値を拡散する場として活用しています。Twitter広告の事例としては、学生に向けて名刺をプレゼントするキャンペーンを実施中です。若年層とTwitterは親和性が高いという実感もあり、カジュアルな形で情報を伝えられるところにメリットを感じています。また弊社では、「BNL (Business Network Lab)」という、ビジネスのつながりを有効活用するためのオウンドメディアを運用中です。そのため、メディアのコンテンツを拡散する場としてもTwitterを活用しています。世の中のビジネスを加速させるための情報を網羅的に発信していけたらと考えています。

- 公式アカウント開設に関して、社内での賛否やルール作りに関するエピソードがあれば教えてください

弊社はSNSを利用した情報発信に対してポジティブなので、特に反対意見はありませんでした。より多くの方々に情報をキャッチしてもらいたいという気持ちもあり、ルール作りに関しても、大きな議論は起きていません。一方、日頃からツイートする上で、Twitterとコンテンツとのマッチングを考慮し、そのときどきの目的を達成できるよう心がけています。

- それを踏まえて、Twitterを利用する上で注意していることや、試行錯誤されていることは何ですか

オーガニックツイートに関する部分だと、「Eight」は多忙なビジネスパーソンがターゲットのアプリケーションなので、できるだけ簡潔に情報を提供できるよう心がけています。Twitterはユーザーの友人や著名人のツイートも数多く目にする場ですし、カジュアルで親しみやすい雰囲気を意識することが、情報を届ける上で重要だと感じています。

- オウンドメディアとTwitterとの相性についてどう思われますか

「BNL」の記事を「Eight」の公式アカウントで拡散していますが、それだけではリーチ数に限界があります。しかし、記事へのコメントがきっかけで拡散されるケースも多いため、非常にありがたいですね。コンテンツをカジュアルに受け取っていただける点にも、Twitterとオウンドメディアとの相性の良さを感じます。

-  Twitter広告を最も活用している分野や、得られた効果について教えてください

先ほどお話した、学生向けの名刺プレゼントキャンペーンです。最近の学生さんは就職活動にTwitterを利用する傾向があるというデータがあり、それを受けて2017年12月に配信を開始しました。弊社の名刺作成サイトにアクセスしていただき、記載したい情報をご入力いただくと、無料で名刺が手に入るという内容です。サークル活動や学生団体における肩書きなどを記載できる点がとても好評で、自社サイト流入が増えたことを実感できました。

- 名刺プレゼントキャンペーンの目的は何ですか

1つは、学生さんのビジネスネットワークを構築し、ビジネス加速を後押しすることが目的です。自分の夢に向かって突き進む学生さんの活動を後押ししたい気持ちから、キャンペーンを発足しました。2つ目には、早いうちから名刺を活用できる環境を作り、顧客育成を促すことが目的です。多くの学生さんがビジネスに対して感じている障壁を取り除いた上で、名刺の有用性を感じてもらえたら嬉しく思います。

-  今後の展望をお聞かせください

Twitterを利用されている方々は年齢も性別もさまざまなので、学生向けに限らず幅広いキャンペーンを展開できたら理想的です。情報を届けるターゲットを絞り、最適化した広告を出していきたいと思います。

- ありがとうございました

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