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Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告利用でECサイトの売上が約2倍に。着物のインターネット通販を行う呉服店による、デジタル捺染のスピード感を生かしたTwitter活用術

テキスタイルプリンターと、最新のデザインシステムで制作した着物のインターネット通販を行うゴフクヤサン・ドットコム。クリエイターの個性が光るオリジナル商品を中心に販売する同サイトを運営する居内商店の居内久勝様に、Twitterの活用方法や広告導入後の効果を伺いました。

- まずは、御社が展開するビジネスやターゲット層についてお聞かせください

弊社は1965年に創業した、大阪の呉服店です。2000年から着物のインターネット通販をスタートしました。販売開始当初は業績が好調でしたが、2005年に差し掛かる頃には競合が増え、売り上げが落ちてきてしまったんです。そこで、価格競争から脱却するべく、デジタル捺染が可能なテキスタイルプリンターの開発に着手。5年間の試行錯誤を経て、オリジナル柄の着物を1点ずつ製作可能になりました。購買層は、30~50代の女性が中心です。

 

- Twitterをどのように活用されていますか

公式アカウントのフォロワー数は、2018年5月現在で17,000人ほどです。他のメディアと比較すると、Twitterには瞬発力がありますよね。ツイートに対してダイレクトな反応をいただけるところに利点を感じています。お客様のご要望に合わせて、30分程度で着物の柄を作ることもあるのですが、ライブ感が面白いと好評です。デジタル捺染ならではのスピード感とTwitterの即時性の高さは、非常に相性が良いと感じています。リズムが合うのかもしれませんね。

 

- ツイートする上で、注意されていることはありますすか

ご覧になった方がレスポンスしやすいツイートを心がけています。宣伝を優先しすぎず、キャッチーで「面白い!」と思っていただけることが大切です。自ずとそうしたツイートの比重が大きくなってきました。ユニークな着物に対して反響があると、アカウントを運用する側としても嬉しいですね。タイムラインの流れが速くて即時性が高いので、同じコンテンツを使いまわせる点も、Twitterならではのメリットかもしれません。2回目にツイートしたときに、1回目より大きな反響をいただける場合もあります。これは、他のSNSにはない魅力ですね。宗教・政治的な内容に触れないという原則を除いて、他に特に注意していることはありません。今のところ、炎上などもしたことはないですね。

お話をいただいた居内商店 居内様(前列左)とスタッフの皆様
- 通常のツイートに加えて、Twitter広告を利用するようになったきっかけを教えてください

新規顧客の開拓を目的に広告を始めました。着物は専門性が高い趣味なので、購買人口はあまり多くありません。そのため、これまで着物に触れたことがない方々に、その魅力を知ってもらう必要があります。広告を始めてからフォロワー数が増え、ECサイトの売り上げは約2倍になりました。元々着物に興味をお持ちで、情報をどのように得たら良いか分からなかった方々に、情報を届られたのではないかと思います。

- 売り上げ以外でもTwitterを使うことで感じられているメリットはありますか

Twitterを利用することで、着物に興味をお持ちの方に的を絞って、情報を発信できるようになりました。運用する上で、精神的にも楽だと感じています。弊社のように規模が小さい場合は、Twitterが最も適したSNSなのかもしれません。大きな企業のようにコストをかけられるわけではありませんが、小回りが利く分、フォロワーとのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。

-今後の展望をお聞かせください

着物の市場は、この10年間で全体の売上高が1/2ほどとなりました。2~30年という期間で見ると、最も売り上げの多かった時期に比べて、約80%減です。でも、着物は洋服ほど大きく形が変わらないので、デジタル捺染と相性が非常に良いという特長があります。手元に1着にあればデジタルマッピングでさまざまな柄を再現できるので、コストもかかりません。このような好条件を生かして、今後も継続的にTwitterを利用していきたいと思います。

- ありがとうございました

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