JOYSOUND

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

Twitter広告を活用した成功事例のご紹介

キーワードを駆使してユーザーとの距離を近く。通信カラオケサービス会社のTwitter活用術

JOYSOUND(ジョイサウンド)」の名称で知られる通信カラオケシリーズなど、音楽エンターテインメント事業を展開する株式会社エクシング。取引企業だけでなくカラオケユーザーや音楽ファンの心に響くメッセージで人気の同社に、Twitterの活用方法を伺いました。

- 全体のマーケティング方針について教えてください

当社では業務用カラオケを中心に展開しており、企業が主な取引先になりますが、サービスを実際に利用するのは個人のお客様であるという点を重視し、カラオケやエンタメ好きの方々から支持される活動を目指しています。「ちょっとおもしろいことをやっているカラオケ企業」「エンタメ色が強い会社」といった印象を持ってもらえるといいですね。また、Twitterを単なる告知媒体として利用するだけでなく、ファン同士の会話が盛り上がるようなトピックを提供する場としていきたいとも考えています。

お話をいただいた株式会社エクシング 山里様  諸田様  佐藤様 島村様
- Twitter導入のきっかけを教えてください

公式アカウントを開設し、本格的に運用を始めたのは2013年です。実はそれ以前にも各部署がTwitterアカウントを持っていたのですがフォロワー数が思うように伸びず、費用対効果の観点からも考えて全てを公式アカウント1本にまとめ、より戦略的な情報発信をしていこうという動きになりました。また当社の公式サイトではアーティスト情報や配信情報を掲載していますが、その情報を必要とする方へお届けするためには、アクセスを待っているだけでは難しいと考え、Twitter上の告知を見てサイトを訪れていただく、というのが、個人の音楽ファンに情報を届ける最適な方法なのではないかと考えました。

- Twitterの利点をどのように感じられていますか

Twitterは素早く情報を届けられる点が優れていますね。また、当社のお客様の中にはアニメファンも多いのですが、Twitterはアニメとの相性も良いと感じています。公式アカウント開設当初は運営方法についてあまり知識がなく手探り状態でしたが、当時人気のあったアニメの配信情報をツイートしたところ、5000件以上という思いがけない数のリツイートをいただき、その効果に驚いたこともあります。

- ツイート内容で工夫している点を教えてください

当社では多岐に渡るジャンルの音楽情報を発信しており、ターゲットとするファン層に情報を届けるのが難しい場合があります。この対策として、当社がツイートする際にアーティストの公式アカウント情報を含めて発信し、アーティスト側にも当社の情報を取り上げてもらう、といった形です。それぞれが相手の名前やアカウントを含めて情報発信することでユーザーに届く数やリツイートも自然と増え、お互いに広がりが生まれるのではないかと思っています。

- 扱うジャンルが幅広いことで生じる難しさはありますか

音楽ファンと言っても様々ですので、フォロワー全員に響く情報を発信していくのはやはり難しいのですが、 キャンペーン等の内容によっては「カラオケユーザー」という大きなカテゴリーで多くの方にアピールすることもできます。「新曲が入ったよ、歌いに来てね」「カラオケ歌って盛り上がろう」というのはフォロワー全員に伝えたいメッセージですから、音楽ジャンルはあまり気にしないで発信しています。

- 運用上で気を付けている点はありますか

アーティストのファンの方にきちんと情報が届くよう、ハッシュタグなどツイートに含めるキーワードを吟味しています。またタイムラインでは様々な情報が流れていくので、絵文字を使ったり、改行を入れて読みやすくしたり、ユーザーの目に留まるように画像やURLを入れて、見た目が華やかになるように工夫しています。加えて、Twitterは拡散力が強いですから、正確な情報を発信するよう心がけています。

- 具体的にはどのようなキーワードを選んでいますか

ジャンルごとにどんな言葉がファンの間で使われているかを調べてツイートに盛り込み、ユーザーに親近感を持ってもらえるようにしています。例えばアーティストの新曲配信告知であれば、ファンの間だけで通じる言葉やニックネームなどを用います。またその時々でトレンドになっている言葉とツイート内容とを結びつける工夫もしています。例えば「スーパームーン」がトレンドワードになった際には「月にちなんだタイトルの曲ランキング」、2月22日の「猫の日」には「猫にちなんだタイトルの曲ランキング」などです。このような「○○にちなんだ楽曲ランキング」を発信すると、そこにランクインしたアーティストのファンからの反響がとても大きいですね。

- ユーザーとのコミュニケーションで気を付けていることはありますか

基本的にはユーザーに直接リプライするといったコミュニケーションは行っていません。しかしそのままでは一方通行になりがちですから、ハロウィン、クリスマス、受験シーズンなど季節行事に応じ「この時期に聴きたい曲は何ですか」「こんな時に勇気をもらえる曲は何ですか」といった内容でフォロワーにアンケートを実施するといった試みを行っています。

- リツイートの際のルールなどは設けていますか

JOYSOUND直営店のコメントの他、音楽事務所から「何月何日にこのアーティストの曲がJOYSOUNDに入ります」という告知があった場合などはリツイートを行っています。また、当社のサービスを利用して楽しんでくださった一般の方のツイートも、全てはカバーしきれていませんが「いいね」を付けるようにしています。定期的に検索してこれらの投稿を見つけるようにしているのですが、例えば自分のカラオケ履歴を写真に撮って投稿されるユーザーの方を見つけたことで、当社でも同じような投稿をするようになったりなど、思わぬヒントやアイディアに遭遇することもあります。

- Twitter広告はどのようなきっかけで導入されましたか

Twitterは他のSNSと比較して、当社のサービスを利用しているファン層と相性が良いと感じています。また、伝えたいコンテンツやサービスを関心のある方に直接紹介できる点や、ユーザーからコメントがいただけるなど、反応がダイレクトに感じられる点が優れていると考え導入しました。

- 過去のキャンペーン例を教えてください

アーティストのミュージックビデオを手がける人気映像クリエイター「AC部」の方に新商品 JOYSOUND MAX2の最大の特徴である「ハイレゾカラオケ」について、わかりやすく知ってもらうアニメーションを作っていただき、配信しました。このキャンペーンはとても反響が大きく、2016年に続き2017年から続編の様な形で配信しています。

- 今後Twitterを利用して挑戦してみたいことはありますか

ユーザーに毎日楽しんでもらえる、即時抽選キャンペーンをやってみたいですね。また現在、当社のフォロワーはアーティストのファンの方が大半という印象があるので、アンケートやキャンペーンを活用してJOYSOUND自体のファンも増やしていければと思っています。

- ありがとうございました

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